ビジネスの悩みを話し方教室で相談すべきか迷っていませんか?
実は、仕事やビジネスの場で抱える悩みのほとんどは話し方教室で相談できるのをご存知でしょうか。
僕が運営する話し方教室も「プレゼンで上司にダメ出しされてしまう」「新人への仕事の教え方がわからない」などビジネスの悩みを抱える人がたくさんいらっしゃいます。
そこでこの記事では、話し方教室で相談できるビジネスの悩みを紹介し、どのようなアドバイスをしてもらえるのかを具体的に解説します。
さらに現役講師だからわかるビジネスに強い話し方教室も紹介するので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
報告・連絡・相談
ビジネスパーソンの基本マナーとしてよく報告・連絡・相談が取り上げられます。いわゆる報・連・相(ホウレンソウ)ですね。
部下から上司への報連相はもちろんですが、最近では上司が部下に対して報連相することも大切だと言われています。
報連相が上手くできないビジネスパーソンは、「報告」「連絡」「相談」の意味の違いや、どういう時に報連相すべきなのかがわかっていないことがほとんどです。
話し方教室では、
などを学ぶことができます。
特に要点をかいつまんで話すスキルは話し方教室の得意分野です。報連相が上手くできずに悩んでいる人は話の整理の仕方や、まとめ方などを学ぶといいでしょう。
朝礼などのスピーチ
リーダー職になると、朝礼などのスピーチを任されることがありますが、「人前で話すのが苦手!」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
実際、私の教室に通っている生徒さんで「スピーチが嫌で昇進を断り続けてきた」という人もいるくらいです(^_^;)
スピーチは朝礼だけでなく、商談や営業、会議、プレゼン、講演、司会、飲み会での挨拶などあらゆるビジネスシーンで登場します。
そんな避けて通ることができないスピーチの悩みはなるべく早く解決しておきたいですよね。
話し方教室ではあがり症対策から正しい発声の仕方、さらには相手の心を動かす伝え方のテクニックまで、スピーチ全般について学ぶことができます。
https://atama.co.jp/entry/speech-knowhow/
クレーム対応
接客業などで避けて通ることができない仕事といえばクレーム対応ですよね。
話し方教室でクレーム対応? と思うかもしれませんが、実はビジネスに強い話し方教室であればクレーム対応の仕方も一緒に学ぶことができます。
というのも、話し方教室の講師からするとクレームや苦情もコミュニケーションの一種と考えているからです。
相手の気持ちに共感する力、詳しく話を聞き出すインタビュースキル、失礼のない言葉の選び方など話し方教室で学んだことはそのままクレーム対応に活かすことができます。
ちなみに僕は15年以上コールセンター業界にいて、1,000件以上のクレーム対応を経験しました。某電力会社でヘビークレームの対応もしたことがあるので、こればかりは他の話し方教室に負ける気がしません(笑)。
クレームに関する記事もいくつか書いているので、クレームに悩んでいる人はぜひ読んでみてくださいね。
https://atama.co.jp/entry/claim-painful/
上司や部下との人間関係
職場の悩みランキングで毎回上位になるのが人間関係。特に上司や部下との接し方について悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
人間関係というと、その人との相性や性格もあるので話し方を改善するだけですべて良くなるとは限りません。
しかし、話し方教室では、話し方だけでなく人との関わり方や接し方などコミュニケーションの取り方についても学ぶことができます。
また、話し方教室によっては心理学に関する資格を持っている講師もいるため、人間関係に悩む人にとっては心強いですよね。
ビジネス文章の作成
ビジネス文章と話し方は関係ないように思えますが、ビジネス文章も話し方と同様、簡潔に伝える力や論理的に話を組み立てる力が求められます。
特に今の時代はメールでの文章能力は必須スキルといえるでしょう。
報告書、企画書、稟議書などの類はネット上のテンプレでなんとかなりますが、メールはコミュニケーション手段のひとつなので、どうしてもテンプレだと限界があります。
その点、話の組み立て方やコミュニケーションの取り方が強みの話し方教室であればメールを含めたビジネス文章の作り方まで指導してもらえます。
プレゼンテーション
営業や企画関連の部署で働いているビジネスパーソンにとってプレゼンスキルは必須です。
ニーズの汲み取り方であったり、相手の心を動かす話術であったり、単に話し上手というだけでは効果的なプレゼンはできません。
話し方教室では、わかりやすく説明するための技術はもちろん、心理学やマーケティングの知識を使って相手が納得しやすい話しの組み立て方なども学ぶことができます。
プレゼンに強い話し方教室を探している人は、講師の経歴にも注目してみましょう。アナウンサーや司会業の人たちは話し方のプロですが、プレゼン能力で言うと営業などの現場出身者の方が得意だといえますね。
また、教室によってはパワーポイントを使ったスライドや資料の作成方法まで教えてくれるところもあります。
一口にプレゼンといっても学ぶことが幅広くあるので、どこに強みを持っている教室なのか事前に調べておくといいでしょう。
https://atama.co.jp/entry/tips-for-presentation/
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングとは論理的思考のことで、筋の通った考え方や物事を構造的に捉える力をいいます。
ビジネスの現場では日々さまざまな問題が起こりますが、ロジカルに物事を考える力が高いとそうした問題を効率的に解決できます。
例えば、メールの送信ミスが多い社員に対して「気をつけなさい」と注意するだけでは一時的な効果はあっても根本的な解決にはなりません。
宛名を確認してから送信しているか? 過去のメールを使いまわしていないか? などあらゆる可能性を考え、原因を突き止めることで初めて対策を講じることができます。
こうした問題解決はもちろん、わかりやすく相手に説明するためにもロジカルシンキングは役に立ちます。
わかりやすい説明はいかに話をうまく整理できるかがポイントであるため、話し方教室で学べば自然にロジカルシンキングも身に付くことになります。
なお、こちらの記事でロジカルに話すコツを解説しているので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
https://atama.co.jp/entry/logical-easy/
新人教育や研修
長く会社に勤めていると新人教育や研修といった仕事を任されることもあります。
新人教育や研修は、相手にわかりやすく話すことができなければ成立しません。また、相手の話を聞いたりコミュニケーション取ったりする能力も求められます。
話し方教室に通えばどうすればわかりやすく伝えることができるかということも学べるので、教育や研修を任された人にとっても大いに役立つでしょう。
僕の話し方教室は、話し方や伝え方だけでなく「教え方」まで学べます。手前味噌ですが、35%あった離職率を0%にした研修ノウハウを教えられるのは多分ここだけです。
ハラスメント問題
ハラスメント問題は深刻なビジネスの悩みですが、線引きが難しく社内だと相談できる相手がいないのが現状です。
特にパワハラについては業務の適正な範囲での指導なのかが判断しづらいため、泣き寝入りをしてしまう人も多いようです。
話し方教室の講師はコミュニケーションのプロなので、相手の言動が度を超えたものかどうか第三者の目線で客観的に評価することが可能です。
場合によっては専門の機関を紹介されることもありますが、社内に相談窓口がないという人は、まずは話し方教室で悩みを相談してみてはいかがでしょうか。
https://atama.co.jp/entry/power-harassment/
ビジネスマナー
グローバル化や価値観の多様化によって日本独自のビジネスマナーの必要性は薄れつつあります。
しかし、ある調査によれば「ビジネスマナーは必要」と考えている人は9割にも上るため、やはりビジネスパーソンであるならば基本は押さえておいた方がいいでしょう。
ビジネスマナーは入社時の研修で教えてくれる会社もあれば、そうでないところもあります。マナー教室に通って習う方法もありますが、実は話し方教室でも教えてもらえます。
目上の人に対する言葉づかい、敬語の使い方などは話し方教室の得意分野です。また、席次や名刺交換などのマナーもコミュニケーションの一環であるため、話し方教室で学ぶことができるというわけですね。
ビジネスの悩みに強い話し方教室
基本的なビジネススキルを身に付けるだけであれば、ほとんどの話し方教室で対応できます。
しかし、より専門的なビジネススキルを習得したいのであれば、ビジネス特化型かビジネス専門コースのある話し方教室を選んだ方がいいでしょう。
そこでここからは、現役の話し方教室講師である僕が、ビジネスに強い教室を3つ紹介します。
日本コミュニケーション学院
日本コミュニケーション学院は、レッスンを提供するのではなく問題解決を提供するという信念で話し方教室を運営されています。
そのため、あがり症、会話、人間関係といった一般的な話し方教室のカリキュラムも押さえつつ、次のようなビジネスに特化したコースも用意しています。
さすがビジネスコミュニケーションを30年以上教えてきただけあって、その信頼性は大変高いものといえます。
青山コミュニケーションセンター
青山コミュニケーションセンターは、栄光ゼミナールの本部で人気講師の育成に10年間携わった教育のプロが代表を務める話し方教室です。
提供しているのはすべてセミナー型の講座で、
と多くのビジネスに特化した講座が用意されています。
1日集中型の講座のため、とにかく効率的に成果を出したいという人に向いている話し方教室なのではないでしょうか。
湘南話し方センター
湘南話し方センターは、平塚市で35年以上の実績がある話し方教室です。
統計学から見る相性診断で上司や部下との人間関係の対策などを学ぶことができるのがおもしろいですね。
ビジネス特化型のコースは次の全6回です。
決まった開催日時に教室に出向くことができるなど、定期的に通ってスキルを身に付けたい人におすすめです。
ビジネスパーソン向けの教え方と伝え方の相談所
すみません、せっかくなんで僕がやってる話し方教室もちょっと宣伝させてください(笑)。
教え方と伝え方の相談所はこの記事を執筆している僕こときむにぃが運営している話し方教室です。
一番のウリはあなたの悩みにあわせた完全オーダーメイド制のマンツーマンレッスンを提供していること。
コースに沿って学ぶのではなく、悩みに合わせて1からレッスンのカリキュラムを作成するため、最短距離で問題解決を目指すことができます。
他にも、
などの特徴があります。
詳しくは横浜のマンツーマン話し方教室「教え方と伝え方の相談所」ご案内ページをご覧ください。
まとめ
AIやICTの発達によりビジネスの在り方は大きく変わってきています。しかし、どんな時代であっても人と人とのコミュニケーションは欠かすことができません。
そして、話の聞き方や伝え方、対人関係といったコミュニケーション能力はどのような仕事においても必ず求められるものです。
これからさらに仕事で飛躍したいと思う方は話し方教室に通いながらビジネススキルをアップさせるというのもひとつの手かもしれませんね。
というわけで今回は、話し方教室で相談できるビジネスの悩み10選を紹介しました!